肛門腺

肛門腺破裂、化膿、最近減ったかなと思っていたのですが、続けて2件あったので、ちょっとお話ししようかな…。

肛門腺は排便時の潤滑油的な役割があり、排便時に少しずつ出ているはずなのですが、

要は定期的に溜まっているかどうかチェックして、溜まっていたら絞ってあげる。

これだけで防げます。

溜まってきて破裂した場合、処置はもちろん外科となり、患部の洗浄と抗生剤注射を使うことになります。

洗浄は一回で済むことは少なく、状態に応じて定期的に行います。

何らかの原因で肛門腺が化膿して、膿がたまって破裂した場合も同じ処置となります。

化膿だけで破裂しなかった場合、人工的に穴をあけ分泌液を排出させることもあります。これも経過処置は同じ。

同じ状態で穴をあけなかった場合は痛みを伴いますが絞り出します。一週間に一回から始め、状態を見て間隔をあけていきますが、肛門膿に血液が混ざるうちはまめにチェックをしたほうがよいと思います。

何度か繰り返すうちに、膿が溜まらなくなり落ち着いていきます。獣医さんによって、治療の仕方はいろいろあるのでしょうが、内科処置で抗生剤を長期で続けた場合、お腹が緩くなることがあるので、整腸剤(乳酸菌)も処方背れることがあります。

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