最近は、たくさんの動物病院がありますが、みなさんは、何を基準に選びますか?
ご自身の病院選びでも、悩みますよね。
ペットショップで買うと、その店のホームドクター的な動物病院を紹介されるかもしれません。
最初のワクチンを『この病院のこの先生で受けているので、2回目もここで受けてください』とかなんとか。。。
ペットショップと病院の連携です。
ワクチンは、メーカーは違えど、どこの病院でも同じ数種類の混合ワクチンを揃えています。
混合ワクチンや狂犬病ワクチンなどは、どこで接種してもかわらないので、ワクチン接種を目的に、いろんな動物病院で受診することで、そこの病院の雰囲気や、獣医師の接し方などを、ご自身で感じるといいと思います。
飼い始めて最初の1年で、追加の混合ワクチンと狂犬病とで2件は他の動物病院を回れます。その中で、避妊去勢の手術の話や、犬猫が成長していく中で、予想される病気や発症年齢の予想など、きちんと説明してくれる動物病院はいいと思います。
院長が一人で診察し運営している動物病院は、治療経過を100%把握していますので安心です。
代診がいる動物病院は、院長が不在でも急に具合が悪くなった時に対応してもらえますし、困難な治療も一人の考えでなく、意見を出し合い治療の幅も広がります。
しかし、院長がどんなに動物好きで優しくても、経営者でもあるいじょう診察費はけして安くはありません。
誤飲による開腹手術、小型犬に多いパテラと呼ばれるひざの手術、椎間板ヘルニア手術など数十万円かかります。
カード決済ができるか、窓口対応のペット保険がつかえるかなどなど、診療費も考慮したいですよね。
セカンドオピニオンの時代でもあります、大事なペットの病気が治らないと動物病院の意味はありません。
長期の通院や入院が続くときは、ほかの動物病院で受診する勇気も必要です。
先生が良い方で一生懸命だったとしても、その病気に対して専門でないこともあります。他の病院で先生と飼主さんが合わない場合でもその病気の専門分野で治せるかもしれません。治って元気になったら、また元の病院へ戻ればいいんです。他の病院の話をする必要もないし、何の気兼ねもいらないと思います。
まずはペットの健康第一で考えましょう。