『パテラと靭帯』
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小型犬に多いパテラとは
膝蓋骨(膝のお皿)が左右にずれる
『膝蓋骨脱臼』のことです。
大型犬では『股関節形成不全』と言って股関節がうまく収まらず問題となる事があります。
今回はパテラとその周りの靭帯についてのお話です🤗
膝蓋骨は、大腿骨膝関節の上にあり、大腿四頭筋腱から膝蓋靭帯で支えられてます。
それが内側または外側にズレることを膝蓋骨脱臼と言います。
レベル1
基本的に膝蓋骨は中央にある。
触診で外れるが、すぐに戻る
特に症状はない
レベル2
基本的に膝蓋骨は中央にある。
触診で外れ、戻らない
症状はない事が多いが、時折スキップする
レベル3
基本的に脱臼している。
触診で戻せる
スキップの頻度が多く、時に足をつかない
レベル4
基本的に脱臼している。
触診で戻せない
ほぼ、足をつかない
この脱臼具合、頻度によって、大腿骨四頭筋現在や膝蓋骨靭帯や伸び、伸びると縮む事がないので、膝が緩い という表現をします。
この緩い状態で負荷がかかると 靭帯断裂の可能性があります。