春の臓器、肝臓(東洋医学より)

犬の薬膳とツボのセミナーを受けました。

今回のテーマは、季節から、春の臓器、肝臓に的を絞っての話となりました。

肝臓は、春の気候に影響を受けやすいそうです。

ストレスにも非常に弱い臓器。。

ストレスから、肝臓→胃腸→膵臓 と影響が出ることがあるそうです。

肝臓の主な働きは、代謝、解毒、胆汁の生成分泌であり、代謝では糖、タンパク、脂肪を体内で使える形に変え貯蔵しています。

体内の1/4の血液を蓄えているとか。。

春先 気温が上がってくると、体の動きもよくなり、体中を血液がめぐるため、肝臓に貯めてあるべき血液が足りなくなる傾向があるそうです。

血液は、寝ている間に肝臓に貯まるため 『春眠暁を覚えず』は、肝臓に負担がかかる春、ゆっくり寝て肝臓に血液をためるよう、体が睡眠を要求するようにできている。

春先は本当に眠いですよね。

春、気温上昇によって地面からも熱が上がってくると足元が温まり、血がめぐった結果、あたまに血が昇り、ボーっとしたり、顔がほてったり、熱がこもるせいで吐き気でムカムカしたり。

頭がボーっとするのが、肝臓からきてるなんて、考えもしませんでした。

肝臓は、苦み酸味のある食べ物を好むそうで、肝臓に良い食べ物は春の食材、タラの芽、菜の花、青梅など。

 

春に弱る肝臓は、春の食材を好むんですね。

 

野菜を細かく刻んで、トロトロに煮込めば、野菜の消化酵素が少ない犬や猫も栄養を吸収できるそうです。肝臓にとても良いシジミも完全に火を通せば大丈夫とのことでした。

人も同じ。

飼い主様も、この時期 ちゃんと体を休めて健康に過ごしましょう。

飼い主様の不調は、ペットの不安につながります。

 

K-dogs

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。